静脈内鎮静法は強く揺すったり大声で話しかけたりすると目がさめる程度の意識の状態で行います。自発呼吸が十分できるため人工呼吸を必要としません。そのため歯科治療を行うために必要な指示を患者様に伝えることが可能です。また本来は、有病者や障害のある患者様が安全に治療を受けるために考案された治療法なので安全性が高いです。そして薬剤を必要時に直ちに投与できるようにしているため緊急時には適切な対処が可能です。
その他に全身麻酔とは違い入院が必要なく日帰りでの処置が可能です。
下記の様な処置を行う際には鎮静を行うと歯科治療に伴う苦痛の低減が期待されます。
①治療時間が長時間に及ぶ場合
③特に外科的治療が多い場合
④歯科恐怖症の患者様の場合
外来で行う静脈内鎮静法は鎮痛作用のある薬剤を用いないため処置については局所麻酔を併用して痛みを抑えていきます。そのため高血圧の方など局所麻酔の使用できる量に限りのある方の場合はお行える処置の内容が減ってしまう場合があります。ですから、全身状況や治療内容については担当医と事前に相談していただく必要があります。
また、全身麻酔とは違って導尿が出来ないためトイレの時間を考えることと、局所麻酔の効果の時間が限られるため1回の鎮静で行う時間を管理する必要があります。しかし、その日の患者様の全身状態のチェックや必要器材、薬剤の準備のため治療開始前に30分、また、術後の患者様の回復を待つ必要があるため終了後30分程度必要です。そのため、処置当日は時間がかかってしまいます。
終了後は2時間程度ふらつきや眠気が続くので、車、バイク、自転車の運転は控えていただき、できれば付き添いの方とお帰りいただきます。
経験豊富な歯科麻酔科医が心電図、血圧、脈拍、呼吸状態、意識レベル等をモニタリングしながら行い、緊急時は適正な処置を行っていきますが、静脈鎮静麻酔にも下記のようなリスクがあります。
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
休診日:日曜・祝日
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。
最寄り駅はJR神戸線土山駅。2号線沿いでお車、バイク、自転車でのお越しも便利です。駐車場11台あり。
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